「大阪人を舐めるな」
いきなりそう言われたら大抵の人はびっくりすると思います。
そしてなんてひどいことを言うんだと思うでしょう。
インターネット上で、「大阪人を舐めるな」といえば、ネットスラングであり、熱い大阪愛を感じるお言葉と解釈されています。
今回は、「大阪人を舐めるな」誕生の経緯と、言葉の裏に隠された大阪人の「たこ焼き愛」について調べてみました。
すべての始まりは一本のレビュー
この言葉が生まれたのは、2021年5月に発売された『天井特化アングルVR ~LOVE LOVE同棲性活~ 月乃ルナ』というアダルトビデオのレヴュー投稿です。
動画配信サイト「FANZA」に投稿された、とあるユーザーレビューのタイトルこそが、まさしく「大阪人を舐めるな」でした。
このアダルトビデオの感想レビューを書きました。↓↓↓
https://naruhaya.net/vrkm00216/
何が「大阪人を舐めるな」と言わせたのか?
問題となったのは、主演女優の月乃ルナさんが「大阪の友達に教えてもらったから結構本格的にできると思う」と自信満々にたこ焼きを振る舞うシーンでした。
しかし、その手つきや知識が、たこ焼きに並々ならぬ情熱を注ぐ大阪人から見れば、お世辞にも「本格的」とは言えないものだったのです。
レビューでは、その問題点が的確かつ辛辣に指摘されていました。
大阪人を舐めるな
たこ焼きを作って食べる映像を10分間見せられる。「大阪の友達に教えてもらったから結構本格的にできると思う」「これ入れると美味しいんだよ、天かす。知らなかったでしょ」じゃないんだよ。知ってるんだよ。しかもひっくり返すのが下手。あろうことか一つずつ一気に180度回転させてしまう。たこ焼きってのはまず全部を90度回転させんの。さらにホットプレートに火力ムラがあるのにたこ焼きをちゃんと入れ替えないので焦げているものとあまり焼けていないものがある。そして「鰹節が踊ってるのが好き」なら鰹節の前に青のりをかけろよ。鰹節がソースでベトベトになって全然踊ってないだろ。挙句、食べるときに口にたこ焼きのカスをつけてしまい、それを指で拭き取り、その指はそのまま胸元あたりに持っていて誤魔化している。この女にたこ焼きは100年早い。
プロが指摘する「なってない」たこ焼きポイント
レビューで指摘された、看過できないポイントは以下の通りです。
- 天かすの知識不足: 「天かすを入れると美味しい」と得意げに語るも、それは大阪ではあまりにも常識。
- 絶妙な火加減が命!たこ焼きの返し方: 本来は90度ずつ回して中をトロッとさせるべきところを、180度一気にひっくり返してしまう。
- 焼きムラへの無頓着: ホットプレートの場所によって火力が違うことを考慮せず、たこ焼きの位置を入れ替えないため、焦げたたこ焼きと生焼けのたこ焼きが混在。
- 踊らない鰹節: 「鰹節が踊ってるのが好き」と言いながら、ソースの後に青のりではなく鰹節をかけたため、水分で鰹節が全く踊らないという痛恨のミス。
- 画竜点睛を欠く食べ方: 口についたカスを指で拭い、その指を胸元でごまかすというお行儀の悪さ。
ビデオ制作時の裏話
この一件はネットで大きな話題となりましたが、後日談があります。
なんと、この作品の監督である宮迫メンバー氏が台本を公開。それによると、青のりと鰹節の順番は正しく記載されており、月乃ルナさんが台本を無視してしまった可能性が浮上しました。
レビュアーの正体
この秀逸なレビューを書いた「なやめた」氏は、他の作品でも的確で時に辛辣なレビューを投稿することで知られており、単なる性的コンテンツとしてではなく、一つの「作品」としてAVを評価する人物のようです。
例えば『妄想だけで濡れるカラダ…』は高評価、『日本人女性が絶頂を迎える体位』展は「芸術作品」と称賛しています。
まとめ
「大阪人を舐めるな」という言葉は、単なるネット上のスラングではありません。
そこには、ソウルフードであるたこ焼きへの深い愛情と、生半可な知識で「本格」を語ることへの厳しいツッコミ精神、そして食文化へのプライドが込められています。
たこ焼きを作る際は、ぜひこの言葉を胸に、心を込めて作ってみてはいかがでしょうか。


